
さくらんぼ計算
小学校 2016年5月27日, コメントは受け付けていません「さくらんぼ計算」 というものを長男が小学1年生の時に初めて知りました。
えっ なにこれ、 なんでこんな面倒くさいことを・・・と思いました。
私が小学校の頃はこんなバカバカしいことはしていなかったはずです。
足し算の場合
9+3= の場合、3を1と2に分けて、9と1を合わせて10、
残った2を合わせて12 と、このようにやらされていました。
わざわざ書かなきゃいけないのはおかしいよねと思っていましたが、
7+5= をこのようにやっていた時に、
「7を5と2に分けたほうが簡単じゃない?」 と言ったら、
「こうやんなきゃダメなんだって」と言われました・・・。
そしてとどめが、
6+3= のような繰り上がりのない式を、どうさくらんぼで分けようかと唸っていました。
答えはすんなり出せていましたが、機械的に大量にさくらんぼ計算をさせられていた直後だったので、どう分けたらいいんだ…と固まっていたようです。
長男は計算を暗記するのではなく、自分なりに工夫してやるタイプです。
他の子たちだっていろいろな計算の仕方を工夫して見つける力が備わっているはずなのに、このようなやり方を強要されると、手順をなぞるだけで工夫しなくなってしまうのに…ととても残念に思いました。
こうでもしなければ、繰り上がりの足し算が出来ないほど数の概念が身についていない子が多すぎるのか、それとも子どもたちに自由な発想をさせないような狙いがあるのか、わかりません。わかりませんが、おかしいですね。
だから高学年になると算数に躓く子たちが増えるのでしょうね。
引き算の場合
足し算よりさらにひどいのが引き算です。
調べてみたら引き算のさくらんぼ計算は2種類あるようでした。
減減法
まず、15を10にするために、7を5と2にわけて、
15から5を引いて10にします。
そして、その10から残りの2を引いて8。
引いて、引いてなので減減法。
減加法
15を10と5に分けます。
10から7を引いて3、
その3と分けた5を足して8。
引いて足してなので、減加法。
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こういう考え方もあるよ、で終わらせてくれればいいのですが、
真面目な先生たちは、それぞれ、徹底反復させますので、
繰り下がりがようやく出来るようになってきた子たちは、
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