九九の 「のぼり、くだり、ばらばら」
小学校 2016年5月28日, コメントは受け付けていません長男が小2の頃、かけ算九九を習いました。
最近は幼稚園の頃から九九を教える方もいるようで、もう覚えているという子がクラスの中に結構いたそうです。
そのことは別に気になりませんでした。
それよりもびっくりしたのが、
九九を 「のぼり、くだり、ばらばら」 で出来るようにするということでした。
「??? なんなのそれ?」 と思って長男に聞いたら、
のぼりというのは九九を一の段の初めから言っていくこと
くだりというのはその逆、「くく はちじゅういち」 から言っていくこと
ばらばらがは、その名のとおりばらばらに言っていくことでした。
それで、その3パターンでそれぞれ目標時間が決まっていて、クリアしないと合格できないとのことでした。
「なぜ九九を逆から言わないといけないの・・・」
必要性を感じなくて、家では暗唱の練習をしませんでした。
その代わりに、覚えられない九九があったら、どうやってそれを導き出せるかを一緒に考えてあげました。
「しちし」 がわからない時は、
「7が4つあるってことだよね、4が7つもおんなじことだよね。」 って言ってあげました。
そうすると、「え~っと しごにじゅう だから、あと4が2つで・・・28だ」 とどんな九九でもゆっくりなら導き出せるようになりました。
その結果
そんな状態なので、長男は九九の暗唱テストに合格したのはクラスでビリでした。
しかも、合格したのはのぼりだけ…。
それでも 「のぼり、くだり、ばらばら」 なんて訳のわからないことをたくさんやらせるよりは、かけ算や計算の仕組みを理解できたんだと思います。
算数の授業についていけなくて塾に通い始める子が多い中、算数は簡単だって言っていますから。
九九がわからない中学生が増えたって聞きますけど、「のぼり、くだり、ばらばら」なんてやりかたで丸暗記させちゃったから忘れてしまったんだと思います。
おかしいですね。
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