「全部で」は足し算・「残りは」は引き算

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長男が1年生の頃、算数の文章問題におかしなことをしていました。

数字のところに丸をつけて、最後の質問の部分に線を引いていました。

聞くと、

「数字に丸をつけて、全部でとか、合わせてとか、何算かわかる言葉に線を引いて答えを出すんだよ」

と言っていました。

学校で教わったそうです。

zenbu

ちなみに、「残りは」 「ちがいは」 などは引き算ですって…。

掛け算でも…

次男が2年生の頃、掛け算の文章問題にこんなしるしがついていました。

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「この、ひ と に ってどういう意味なの?」 と聞くと、

「ひ は1人なんこかってことで、 に は何人かってこと。

式は ひ × に の順番に作らないとダメなんだって。」

と言っていました。

「でもこれ 全部でって書いてあるから足し算にしちゃう子がいるんじゃない?」と聞くと、

「うん、まあたまにいるけど、先生がこれは掛け算ですって言っているから大丈夫。」

 

まったく応用がきかない方法を仕込まれています。

掛け算を習う前には 「全部で は足し算」 と教わっていたのに、掛け算が出てきたら、「全部で」があっても掛け算なのですから。

簡単な文章問題を前にして、子どもたちが

「これって何算? 掛け算? 割り算?」 と固まるのも無理はありません。

 

宿題は計算ドリルや計算プリントばかり。

文章問題はこのような変なやり方を子どもたちに教えて…。

保護者会では

「計算は出来ますが文章問題が苦手です。お家では本を読ませてください。」

ってこれまでの担任の先生は口をそろえて言っていました。

おかしいですよね。


 

皆さんのお子さんの学校であった、”ココが変だよ” の出来事を教えてください。

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