「全部で」は足し算・「残りは」は引き算
小学校 2016年5月30日, コメントは受け付けていません長男が1年生の頃、算数の文章問題におかしなことをしていました。
数字のところに丸をつけて、最後の質問の部分に線を引いていました。
聞くと、
「数字に丸をつけて、全部でとか、合わせてとか、何算かわかる言葉に線を引いて答えを出すんだよ」
と言っていました。
学校で教わったそうです。
ちなみに、「残りは」 「ちがいは」 などは引き算ですって…。
掛け算でも…
次男が2年生の頃、掛け算の文章問題にこんなしるしがついていました。
「この、ひ と に ってどういう意味なの?」 と聞くと、
「ひ は1人なんこかってことで、 に は何人かってこと。
式は ひ × に の順番に作らないとダメなんだって。」
と言っていました。
「でもこれ 全部でって書いてあるから足し算にしちゃう子がいるんじゃない?」と聞くと、
「うん、まあたまにいるけど、先生がこれは掛け算ですって言っているから大丈夫。」
まったく応用がきかない方法を仕込まれています。
掛け算を習う前には 「全部で は足し算」 と教わっていたのに、掛け算が出てきたら、「全部で」があっても掛け算なのですから。
簡単な文章問題を前にして、子どもたちが
「これって何算? 掛け算? 割り算?」 と固まるのも無理はありません。
宿題は計算ドリルや計算プリントばかり。
文章問題はこのような変なやり方を子どもたちに教えて…。
保護者会では
「計算は出来ますが文章問題が苦手です。お家では本を読ませてください。」
ってこれまでの担任の先生は口をそろえて言っていました。
おかしいですよね。
皆さんのお子さんの学校であった、”ココが変だよ” の出来事を教えてください。
投稿はこちらから:投稿フォーム